125㏄のバイクでヨーロッパ一週チャレンジ!! 【本編③】 またしてもトラブル!! なんなんやねん!! fromボスニア toクロアチア
こんにちは。ヒョータです。
こいつの続きです。
風邪が悪化して脳みそ爆発しそうだったり、喉が痛かったり、一度胃に入ったカルボナーラぶちまけたりしてます。 どうしちゃったの俺www
見るに見かねた俺のハンガリー人のルームメイトのミハエル君が。
「暇だろうし俺のおすすめのアニメでもみとけ」
っていうから18話まで視聴。
なんやねんこのアニメ。どんどん物語が悪い方向に行くし主人公軟弱だし。
なによりも成長しねぇ!!www
エヴァンゲリオンのシンジ君並みに軟弱してるでほんま。
まあいいや、具合悪くて昨日は更新できなかった分今日やりますよ。
さて。
Kravicaから出発した俺たち。次の目的地はクロアチアとボスニアとの国境だ。
今日中にクロアチアの真ん中あたりまで到着したかったので若干ハイペースだ。
この日の全移動行程。
とりあえずKravicaから最寄りの国境に向けて出発。しかしその直後。。
ハチに顔刺された。
そりゃあもう気持ちよくばちーんとね!!
山の中で、コーナーやら急こう配やらが結構ある道通ってたもんだから、スピードも出さなかったんよ。んなもんだからメットのバイザー開けて気持ち良く風を感じてたらこれだよ!!
野郎勝手にヘルメットの中に入ってきて勝手に目の近く刺しやがった。
自己中すぎない?悪いの君でしょ!!www
ハチに刺されてから結構な時間がたち、腫れてきた頃の僕。
痛すぎて走行中にヘルメット脱いで投げ飛ばしたわ!!
今思えば対向車とかいなくて本当によかった。ちなみに朝から走り始めて対向車は10台いたかいないかくらい。
持ってた水やらなんやらで処置してから再出発。
刺された後もしばらく痛くてすげー我慢しながらの走行。
そしてついにクロアチアへの国境に到着。
例にもれず車が長蛇の列を作っているところを横からスイスイと抜け、
またしても”日本人には”激ゆるの国境審査を終えクロアチアに入国。
驚いたのは物価である。
ガソリン1リッター2ユーロ‼www
おったまげたね。ハチに刺されたのも相まって気持ちはドンドン沈んでいく。
まあ俺たちが立ち寄ったのは国境の最寄りのガソリンスタンドだったからってのあるんだろうけど、覚えておいてほしい。
クロアチアは周辺国と比べて物価は高い。
今回僕が旅人さんたちに有益な情報を提供できるとすればこれに限る。
内陸部はそうでもないって聞いたけど、とりわけ海岸部は高かった。もう日本と変わらないか西欧諸国と同じくらい。
そしてクロアチアは景色が本当によかった!!
山間部も海岸部もどちらも景色は最高!!
クロアチアで一番良かったのは何かと聞かれたら間違いなく景色と答えるだろう。
しかもこの旅初めて初の海。さらに言えばずーっと今年ハンガリーに住んでた僕からすると今年初海である。
感想を言うと。
まーやばいね。
水着の超絶美人がいたるところで泳いでる泳いでる!!
クロアチアは中央ヨーロッパでも有数の観光立国で、ヨーロッパ中からパーティーピーポーやお金持ちが集まってくるのだそうだ。
まあそういうことなら物価が高いのも仕方ないよねー。リゾートならみんな金使うわけだし。
少しだけ海で美女観察をしてから遅めの夕食。
Benceが3年前に来た時に使ったレストランだったらしい。
3年前に来た時と同じ店員がいたらしくBence大満足。
国旗にひとこと書いてもらってからその場を後にする。ありがとう!名もなき店員!!
そのあと日が暮れるまで走り続けた俺とBence.
途中からテントを張るのによさげなポイントもチェックし始めたがなかなか見当たらない。というのもクロアチア。地面が石でできている。
Bosniaは確かに地雷も埋ってる(!?)しちょっと寂れた感があった。でも大草原があちらこちらにありテントを張る場所に困らなかった。
クロアチアはそれに比べて活気もあるし道路も綺麗だけど旅人にやさしくない。
もしかしたら観光客にこなれてるのかもしれないね。
テントも海岸部に張るのはStrictly prohibited(厳しく禁止されている)らしいし。
おかげで山間部でテントプレイスを探したわけだが地面は石。
こんなところで寝たら次の日のは腰が石化して動けなくなってしまう。
そこで。
あきらめてキャンプ場使っちまったよ!!
さすがにキャンプ場の中は土と草でふかふかしとった。ありがたい!!
いいねー!キャンプ場。 Wi-fiもあるしシャワーもある。文明化された社会って尊い。
こういうありふれた便利なものへのありがたみって旅をしてると本当に強く感じるものだ。たかだかインターネットや水事情ごときでおおげさな!!って思う人!!
是非旅をしてみよう!! 世界が広がるぞ!!
むしろいまもう感謝できてる人よりも、そういうものを当たり前だと思ってる人ほど、旅で得られるものって大きいよね。そういう意味では、
まだ日本の価値観を捨てきれずに入れる人が僕は羨ましい。なぜならこれから彼らは世界を広げる喜びを知ることができるからだ。
川で体を洗わざる負えない日々、ガソリンスタンドでWi-fiを貸していただいて超低速のWi-fiで友達にようやく生存報告をするような日々。そこに普通の生活への尊びと感動が生まれるのだ。
手に入れたWi-fiであちこちにコンタクトを取っていると、18才バックパッカー・タイチが近くに来ているということなので明日合流することにした。
やるべきことを終え、温かいシャワーに感謝しながらこの日を終えたのであった。