ヒョータの愉快なハンガリーライフ

野宿しながらヨーロッパをバイクでくるくるした頭弱い系男子。ヒョータがここにあらわる。

125㏄のバイクでヨーロッパ一週チャレンジ!! 【本編⑤】 男たちの理想郷!!ヌーディストビーチへの挑戦!! In クロアチア!!

こんにちは。ヒョータです。

 

体調悪すぎてやばいね。ハンガリーはとても乾燥しているので風邪をひきやすい。

友達の外国人もバックパッカーハンガリー来訪者もけっこうやられてるので気を付けてほしい。

こっちの人たちは風邪をひいたら「蜂蜜飲めや」と結構言ってくる。

そして僕の先輩は風邪をひいたことを伝えると「生姜食えや」と。

これはもう混ぜるしかないですねぇ。明日か明後日あたりにやってみようと思うのでこうご期待。

 

 

さて。

 

 

この記事は昨日の

hyoutabi.hatenadiary.jp

これの続きになります。

 

 

海側から離れ、山間部の休憩場をキャンプ地とした俺とBence。

今日でBenceとはお別れだ。かといって特にいつもと何かが変わるわけでもなく。

二人でねみーねみー言いながらテントを片付けた。

 

そしてついに別れの時。。。!!

 

Bence「じゃあ俺帰るから残りがんばれよー!じゃあな!!」

 

 

 

 

だから軽いんだってwww

Bence、あんたは俺があった中でも生粋の旅人気質で旅向きの人間だったよ。

こんなに他人と一緒に旅してストレスないとか割と奇跡である。本当にありがとう!!

 

 

さて、Benceと別れた俺が次に向かうべきところ。それは。

 

 

ヌーディストビーチである。

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白い砂浜と美女。それは。日本男児の憧れ。。!!

 

 

ヨーロッパに来た時から帰国するまでには一回は行きたかったんだよね。

特にKravicaやクロアチアのビーチで泳いでる美人さんたちを見てから僕の卑劣な野望は膨らむばかりである。

クロアチアにはそれがあるということなので是非とも行ってみたかったというわけだ。

 

 

いやーしかし、ここにたどり着くの。すごく大変でした。

下の写真見てくれれば分かるけど、ロビニって半島になってる部分の左側の部分なんだよね。んで、国道は海岸部に沿って伸びていたんだ。(地図上でまっすぐロビニに伸びているように見えるラインは高速道路で俺はポリシー上と金銭上の問題から使わなかった。)

海岸部なんて通ってたら日が暮れちまうので、農村みたいなところをひたすら走ったよ!!

 

相次ぐ「Under construction」と迷子and迷子。

頼りになるのは己の勘と英語を話さない現地住民。

増えていく豚と牛。お前ら絶対住民より多いだろ!!

 

普通なら一時間とか二時間とかのところを四時間くらいかけてロビニに到着したのであった。 ありがとう名も知らぬおじいちゃんおばあちゃんたち!!(この辺。日本でいうところの限界集落っぽい感じでした)

 

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クロアチアヌーディストビーチはクロアチアのロビニという場所にある。

ロビニも滅茶苦茶観光地っぽいところで、人がたくさんだった。

 

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今はやりのインスタ映えしそうな場所やったで。

 

 

Wikipediaで調べてみた。(今)

ロヴィニ (クロアチア語:Rovinj、イタリア語:Rovigno)は、クロアチアの都市。イストリア半島西岸に位置する観光地であり、漁港である。イタリア人共同体があり、市内ではイタリア語がクロアチア語とともに公用語となっている。さらに、かつて半島中で話されていたロマンス語系言語のイストリア語(イストリオット語)が住民の一部によっていまだ話されている。

人口13,562人 面積88 km2

 

いやいや。実感でロビニはもっとたくさん人いたって!!www

何、あれ全部観光客だったの?? すごくない?道東京並みに渋滞してけど?

すげー活気に満ち溢れてたよ!?

 

ちなみに人口1万3000人って言ったら青森県でいえば

鯵ヶ沢町くらいの規模である。

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特産物は鰺(アジ)。そのまんまかよwww

 

人口が同じでも住んでる人や経済規模によっては活気がこんなに違うもんなんやな。

いや。人って大事よね。本当に。

 

 

さて、ヌーディストビーチである。

今回目標のヌーディストビーチはロビニの北側にあるナチュラリストキャンプである。

FKK Valalta | Naturist camp Valalta

 

https://goo.gl/maps/p9dw8Woakaz

地図はこちらからどうぞ。

 

 

若干迷いつつもなんとか到着。

いやーこの時点でもう達成感ヤバいね。4時間かかってきたんだもん

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例によって写真撮ってなかったのでGoogle mapより抜粋。

 

この写真の右側が駐輪場になっててたくさんバイクが止まってた。

俺のバイクもそこに止めていざ出陣!!

 

 

おお!!

 

入場口からすでに裸の美女たちが見えるではないか。

正直あんまり期待してなかったんだわ。よくある「ジジババしかいなかった」とか「誰もいないじゃねーか」とかそんなオチになるもんだと思ってた。

しかし今回は完璧な大成功である!! 見た目からして普通に10代20代おるもん。マジか!!

 

 

さあ!エントランスで入場券を買うのだ。

以下店員とのやり取り。

 

 

店「お前ひとりか??」

俺「そうやで」

店「カード持っとるか?」

俺「なんやそれ。」

店「一人できたやつはカード無いと入れねーぞ。」

 

 

 

 

 

なんやて??

 

 

いや、まてまて。そんな話きいとらんわ。ネットで調べてもそんな話なかった。

いやいや。ここまで何時間もこのためだけに頑張ってきたんだよ??

何とかならないの?

 

 

 

俺「日本からこのために来たんやけど。」

店「Haha!!そいつは残念やったな。」

俺「何とかならんの?あれならちょっと多めに入場料払うよ」(インドお馴染み賄賂戦略)

店「ここはインドじゃないからなあ。あんた旅長いの?」(インド戦略看破されるwww)

俺「長い。ここは入れないと俺の旅ここで終る。入れて。」(もはや論理もくそもない。)

店「無理無理。諦めて。」

 

割と珍しくネバネバ交渉するもこの野郎全然聞く耳持たねえ。

くそー。Bence連れてくるんだったぜ。あの野郎一人でハンガリーに帰りやがってぜってー許さねぇ!!(酷い八つ当たりである。)

 

しかしおれは閃いた。

 

こいつは”一人”だとカードがないとは入れないといった。

ならば一人じゃなければいいはずだ。

 

 

そう思い俺は颯爽とエントランスを飛び出て、適当なカップルに声をかける。

 

俺「すまん」

カップル「なんや」

俺「なんか一人だとは入れないみたいなんやよ。一緒に入ってくれん?」

カップル「まじか。ええで。」

 

 

カップルは俺の友人(即席)に進化した!!

 

 

 

 

こうして俺は堂々とエントランスに入る。

そして彼らとともに颯爽と受付をし中にはいr

 

「おい!!お前はダメ!!即席で友達作ったって入れないよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あいやあああああああああああああああああああああだめかい!!!!!!!!!!

 

 

 

 

もうこれでだめなら本当に何をやってもダメ。もう素直にあきらめるしかないわけだ。

くそー。なんやねんこれ。何のためにここまできたん?

 

クロアチアは物価高かったしこんな悲しい思いもしたしもうたくさんや!!

 

多分一人で入っちゃいけないってのは防犯上の理由なんやろうな。

確かにそういうのをホイホイビーチに入れたら盗撮や事件の可能性だって大きくなるのもうなずける話だ。

 

でも そうならそうと早く言ってくれ!!

 

この時の戦意喪失感と胸からあふれ出す虚無感は半端ではなかった。

もう。「ああ、日本に帰ろう。」って本気で一瞬思ったもんwww

バイク壊れて何週間も足止め食らった時よりも断然ショックだった。

 

 

 

いいかみんな。

ヌーディストビーチに行くときは

必ず友達と一緒に行くんだ!!

 

俺の悲劇を繰り返してはいけない。いけないんだよ!!

 

 

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失意のうちにヌーディストビーチを後にする俺の背中は喪失感の涙と虚無感の汗で寝れていたに違いない。こんな惨めな思いをするのは俺だけでいい。君たちはこれを読んで快適なヌーディストライフを楽しんでほしい。

 

 

 

では。。。!